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down spiral

某奨学金の申請書が書き終わらないままに明日京都に。
友人の結婚式があるのでどうしても出席しないといけない。
なんて痛いタイミング。しかも昨日からガスが止まりやがる。
別にそこまで金欠病ではなかったものの、なんとなく払って
なかったら止められてしまった。コンロも使えずシャワーもお湯が
出ないとここまで不便なのか、と将来のエネルギー危機の恐さを
身をもって体験する。しかし、今朝ちゃんと振り込んだのにまだ
ガスが出やがらない。また早朝に銭湯に行かねば。くそう。

もいっちょおまけに、くそう。
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by fumiwakamatsu | 2007-04-28 00:49 | 雑記

情けない

とりあえず夏の分の奨学金は世話になり切っている某研究所から貰えた。
あとT財団とW財団の奨学金に応募せねば。しかし、今の研究の状態が
時間的にも空間的にも広がり過ぎているので当初の研究計画が全くもって
役に立たない。一度決めたロジックをまた崩して書き直すというのは本当に
辛い。色んな方に校閲を頼んでしまったのに未だ仕上げれずにいる。情けない。
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by fumiwakamatsu | 2007-04-26 00:46 | 文化人類学

悲しい

他者の否定をしてしか自己を正当化できないというのは悲しいことだと思う。
先日、とある老齢の人類学者の講演の内容を読んでそう思った。まず最初に、
ある潮流の学派に対して少し嫌味を含んだ否定をし、自分の立場は「弱者」と
位置付けながらある主張をしていた。別に自らの立場が正しいと思っているなら
正々堂々と批判を受け付けないような正しさを主張すればよいだけではないか、
と思う。へりくだった高見に酔いしれて、他者を否定することでかろうじで自らの
立場を保っている。

自分もいつか同じような状態に陥ってしまうかも、といい戒めではあった。
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by fumiwakamatsu | 2007-04-23 00:13 | 文化人類学

悪夢

今朝、うなされて目が覚める。嫌な夢を見た。
アメリカに戻って同期のAと再会して話をする夢だった。
お互いフィールドワークの話をして、これから論文をどう
書くかなどと話をする。そこでAはフィールドノートを日数分
書いたと話す。で、お前は?と聞かれた時点でハッと
目が覚めた。現実味がありすぎる。いや、というか現実にやばい。
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by fumiwakamatsu | 2007-04-22 00:16 | 文化人類学

青汁バー

今日の午後、あるおじさんから3時間ほど話を聞いてました。お互い話し疲れて喫茶店を出た
ところ、おじさんは「ちょっと青汁飲みに行くから付き合ってよ」と言いました。うまく聞き取れな
かったので、おそらく彼の地方ではお汁粉のことを「甘汁」とでも言うのだろう、と思ってました。

連れていかれるがままに虎ノ門方面へ歩いてると、地下にある場末のバーのような場所にた
どり着きました。割烹着を着たおかみさんが1人、古めかしいカウンターの後ろに立ってまし
た。おじさんが、「いつもの。この人にも一杯あげて」と言うと、ポットからジョッキグラスに並々と
青汁を注いでくれたのです。

まさか思ったのですが、そこは本当に青汁専門のショットバーでした。おかみさんの話だと30
年前からやっているそうです。おじさんも30年前から通っていて「これのおかげで30年長生き
してるんだよ」と豪語してました。青汁なんて初めて飲んだのですが、断るわけにもいかず一
気飲み。生臭い香りが喉からこみ上げて来るのを抑え、「美味しいですね」と一言吐き出しまし
た。昔あった青汁のCMで、飲んだ後で「まずい」と一言吐き出すのがありましたが、まずいと言
えるだけ羨ましかったです。

いやー、フィールドワークって楽しいなあ。
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by fumiwakamatsu | 2007-04-16 21:52 | 雑記

巨人戦

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日系米人の友人が、巨人対ヤクルト戦のタダ券を手に入れたので一緒に見に行って来ました。

小学校の頃、夢にまでも見た巨人戦、、。当時は、原辰徳の下敷き、吉岡のサイン入りボール、
篠塚の手ぬぐいをマイ三種の神器として崇拝しておりました。東京に遊びに来る度にいつも親戚の
おばさんにチケットを取るように頼んでおりました。しかし願いはかなわず、代わりに、選手の名前
なぞ1人も知らない日ハム戦をドームで観戦するという屈辱の日々でした。それがこの歳になって、
しかもタダで行けるとは。小学校の頃の自分なら卒倒していたと思います。今は阪神の俄ファンですが。

席は一塁側の前から十列目。リー選手の背中がすぐそこにありました。試合は三回に巨人が7点入れ、
序盤に試合が決まりました。後は正直なところ大きな展開もなく退屈し、友人の祖父がどうやって
広島の原爆を生き抜いたか語るのに聞き入ってました。試合は巨人が強いのではなくヤクルトが
弱すぎたと思えます。あんなに打率一割代のバッターと防御率の高いリリーフが多くてどう一年を
乗り切るのでしょうか?選手の育成と流出のバランスが取れてないようです。

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何はともあれ原監督を間近に見れて良かったです。これはMVP名鑑の写真ですが。
昔はあなたの神々しい姿を追ってプロ野球選手になりたかったです。 野球をしていた
8年間はずっと背番号8でした。

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しかし、ドームのビール売りの女の子は皆かわいかったです。甲子園では見られない光景です。
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by fumiwakamatsu | 2007-04-15 22:33 | 雑記

不思議

自分もそうなんだけども、小さな幸せと大きな夢の間で喘いでいる20代後半の人が周りに多
い。平凡かつも順調な生活を送っている他人を皮肉な眼差しで眺め、それにもかかわらず、
叶えられないような夢を妄想しているだけで現実を見ていない。どっちつかずのまま何も行動
に移さず、皮肉と妄想を行ったり来たりしている。20代前半は、なりふり構わず何かに没頭し
ているけれど、後半になると、なぜかこの灰色の沼に捕われる時期になるのだろうか。不思議。
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by fumiwakamatsu | 2007-04-12 00:00 | 雑記

命は大切に

先ほどテレビを見ていると信じられないニュースが。
高崎の女子大学生が自殺。理由は宿題を終えれずに留年が
確定したからとか。その宿題の内容はと言うと、

・アダム・スミスの重商主義に対する批判をまとめたレポート
・新聞の社説を10項要約

自殺した生徒とそのゼミの教授とに親密な関係があったのかも
しれんけれども、こんなんで自殺してたら世の院生は10回以上
死んでると思う。アダム・スミスの批判なんてちょっと調べたら
いくらでも書けるんじゃないの?会見に出ていた学長の話だと
この課題は大学院レベルの難解なものだとか。オイオイオイ。
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by fumiwakamatsu | 2007-04-10 23:18 | 雑記

やっべえ

とあるインフォーマントと食事に行ったときノートを置き忘れてきてしまった。
しかも、その方に後日わざわざ自宅に送って頂いた。別に怪しいことが
書いてあるわけでないけれども、別の場所で書いたメモも載っていた
ので読またとなると少し困る。しかし、わざわざ先方も平謝りで(その方は
酔ったついでに間違えて自分の鞄にいれてしまったと付記していた)、
さらに申し訳なくなる。こういう不注意は二度と起こさないようにせねば。
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by fumiwakamatsu | 2007-04-10 01:10 | 文化人類学

発掘された民族の証

今日、とある研究者と一緒に昼食をする。

宗教学を専攻している彼女は昔、イスラエルに行って発掘調査の手伝いをしたことがあると言
う。旧約聖書に出て来る記述に基づいて、2000年前にあるユダヤ人の集団が居住していたと
される場所を掘っていたそうだ。

土を掘り始めて行くうちに時代によって異なる層が出来ていることがわかる。ある層には明らか
にアラブ系の民族が住んでいたときの遺品が発掘されるのだが、それらは何の価値も与えら
れず、対象となっているユダヤ人の居住年代の層だけを精密に調査して行くそうである。そし
て、その層から壷や皿など当時の遺品が出て来ると、旧約聖書の正しさを証明する証、つまり
は、その土地には元からユダヤ人が住んでいたという証として学問的な正当性が与えられる
ことになる。

イスラエル政府もこのことは理解しており、どの場所を何メートル掘るのか、限定してからでな
いと調査許可を出さないそうである。また、もし”聖書通りの”遺跡が発掘されたならば、その
場所をユネスコの世界遺産として認定するよう働きかける。世界遺産は、どの民族に遺跡が
所属しているのか、明確に認定することになるので、結果として、発掘された場所が国際的に
イスラエルの所有として認定されることになる。

この事例で面白いのは、まず旧約聖書というテキストを前提にして発掘物の価値を決めてい
る点であり、その前提に沿わないものは何の価値も与えられないことである。さらには、国家の
領有権を証明するために考古学が密接に結びついており、地面に埋められているものが領土
の証明として政治的に利用されてしまうことだ。

じつはイスラエルにおける考古学とナショナリズムの関連性について研究したパレスティナ人
の人類学者がいて、その研究はFacts on the Ground という本にまとめられている。でも、今
回友人の話を聞いて驚いたのは、アラブ人のものとされる発掘品は、どれだけその時代が古
くともゴミのように扱われるそうである。実際、アラブ人が住んでいた時代の層からある土器の
破片が見つかったそうだが、イスラエル人の調査団長は、それをお土産として彼女にプレゼン
トしたそうだ。Thank youという謝辞を破片の上に書いて。
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by fumiwakamatsu | 2007-04-08 21:29 | 文化人類学