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噛みタバコ

ロシア人のルームメイトAがロシアより帰ってきた。

お土産ないの?と催促してみると、いいものがある、
と袋に入った茶色い粉末を取り出す。ロシアで最も高い
(と、言っても一袋500円程度)噛みタバコだそうだ。
 
とりあえずティッシュペーパーにくるみ、上側の歯ぐきの奥に詰め込む。
するとなにやら唾と混じってとげとげしい物体が口に広がる。
これがものすごく痛い。しいて言えばコンデンス唐辛子を口中に振りまいたような感覚。
本当は5分くらい口に入れとくそうなのだが、耐え切れず30秒で吐き出してしまった。
ウォッカを飲んで酔い覚ましに噛みタバコをするといいらしい。そりゃ効果覿面だろうよ。

噛みタバコには幻滅させられたけれどもいい土産話を教えてくれた。

ロシアのとある町でウォッカの早飲みコンテストが開かれたそうだ。
アル中の失業者達がただ酒を飲めるということで喜んで集まってきた。
そして、3分間でどれほどの量が飲めるか競いあったらしい。

その結果、見事一位に輝いた男はその場で卒倒。
病院に担ぎ込まれるも急性アルコール中毒で死亡。二位の男も意識不明。
笑えたのが、優勝者に送られる賞品がウォッカ一年分だったそうだ。

馬鹿につける薬は噛みタバコくらいしかないようである。
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by fumiwakamatsu | 2005-06-29 13:01 | 雑記

一句

猛暑にて エアコン買えど 停電す

昨日は汗だくになって自室にエアコンを備え付け、
感極まりながらスイッチを入れるとブレーカーが落ちた。
冬も電気ヒーターを入れると同じ運命になる。
いい加減、このおんぼろアパートに怒りが沸いてきた。
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by fumiwakamatsu | 2005-06-28 12:28 | 雑記

趣味悪いですから

バジさんよりMusic Batonなるものを受け取ったのでお答え致します。
どうやら音楽に関する5つの質問を答えるそうです。はじめに言い訳して
おきますが、自分の音楽の趣味は最悪です。誰かが我が家に遊びに来た際には
氷山の一角であるまともな音楽をかけますが、1人で聞いているときは恥ずかしくて
聞かせれないようなものがたくさんあります。しかも「好きなジャンル」などなく、
その都度の気分に最も合う音楽を選ぶので幅広く聞いております(パンクから演歌まで)。
では言い訳はこのへんにして以下の質問にお答えさせて頂きます。

1「今コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量 」
I-Tuneを調べてみたら298,4MBも入っておりました。
I-Tuneだと試聴ができる上、一曲100円程度で買えてしまうので
ひょいひょいダウンロードしてしまいます。アップルに負けています。

2「今聞いている曲」
たった今、闇雲にI-Tuneでシャッフルしたらルイ・アームストロングの
「What a Wonderful World」がかかりました。いい歌ですよね、これ。涙誘われます。

3「最後に買ったCD」
上にも述べたとおりI-Tuneだと曲別で購入するのでCDは全然買っておりません。
一番最後に買ったのはWild Cherryの「Play That Funcky Music」だったと思います。
蒸し暑いなかファンクを聞いて一人ニヒルな笑いを浮かべ、「俺はジーパンの
松田優作だ」と妄想しているとかなり楽しめます。ふふふ、ふふふ、、、。

4「よく聞く、または特別な思い入れのある5曲」
(1)ロシア赤軍男声合唱 「ステンカラージン」
このアルバムは大学の寮に住んでいた頃、隣の部屋にいたゲイの友人から借りてコピーしました。
たしかロシア革命が起こり、シベリア出兵の時期に録音されたものだったと記憶しております。
革命の血潮が轟く熱い男達のけたたましい歌声が堪能できます。マルクスについてレポートを
書いていたときはずっと流しておりました。熱くなりすぎて字数制限を遥かに超えてしまったのを覚えております。

(2)Millencolin 「Story of My Life」
こちらでグロい映像付きで試聴できます。スウェーデンのポップパンクバンド。
高校のとき、自転車で通学しながら毎日のように聴いておりました。ライブにもいきました。
青春の一曲でございます。余談なんですが、高校のときは剣道部に所属していて、
夏休み中の練習が終わったあとは水を一滴も飲まずにこの曲を聴きながら自宅に帰りました。
そしてお中元でたんまりあったビールを一気飲みし、ぐるぐる回る天井を見ながら昼寝してました。
おいしいビールを飲むために剣道をしていた、そんな青春です。公式戦で一度も勝った事なかったな。

(3)さだまさし「関白宣言」
これは聴くというより歌う曲です。女の子とカラオケ行くときには必ず歌います。
これから嫁ぎに来る嫁に向かって語る歌なのですが、第三節に「俺より先には死んでならない、
最後死ぬ間際になったらお前の手を握って『俺は本当に幸せだった』と言わせておくれ」
と、いうような歌詞があります。この部分が差し掛かると「ええか、ここからがええんやぞ。
よー聴いとけよ」と説教し出すのでとてもうざがられます。第二節には「俺は浮気しない、
多分しないだろう、でもしちゃうかな、覚悟はしておけ」とあり、笑いを誘ってから落とす名曲です。

(4)「And Yet」
誰が歌ってたか忘れましたがゴスペルの曲です。昔入ってたゴスペルサークルで歌ってました。
苦しみの中に楽しみがあり、賑やかさの中に静けさがあるようなとてもゴスペルらしい曲です。
この曲が大好きだったのを知っていた後輩達がアメリカに留学する直前にわざわざ自分のために歌ってくれました。
まったくかわいい後輩達です。その後輩達が6月25日にライブをするそうなので、東京におられる方は
是非足を伸ばしてみて下さい。100人近くのクワイヤーで迫力があります。詳細はこちらまで。

(5)J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第4番 by ヨーヨー・マ
ちょっとはまともな曲も聴くんですよ!ヨーヨー・マが弾くと上下の動きが大きく、
船に乗っているような気分になれます。去年、うちの大学の音楽祭で彼の生演奏を
聞きにいったのですが(しかも無料!)うちのめされました。

5「休日の天気が良い日に聞きたい曲」
夏木マリ「私の青空」です。この歌詞は、失恋で目を泣き腫らしながら部屋に籠っていた
女性が、久しぶりに外に出て朝市の花を買いに出かける内容です。不幸があるから幸福になれるってもんです。

長々と書いてしまいました。こんなんで良かったのでしょうか、バジさん?
誰かにバトンを渡さなければいけないそうですが、自分より遥かに服装・音楽の
センスがいいJitsuroにお渡しします。ってか読んでる、このブログ?
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by fumiwakamatsu | 2005-06-22 14:14 | 雑記

社会学者 VS 人類学者

社会学者がある工場で実地調査を行った。

工場内の電気を最初は暗くし、最初の週は20W、次の週は40Wというように
一ヶ月にわたって段々明るくしていく。その都度出来上がった製品の個数を数え、
生産の効率性を調べていくものだった。果たしてその結果は?

社会学者が予期していたとおり、明るくなればなるほど製品の個数は増えていった。
「これで技術発展と生産の効率性の関係を裏付ける証拠ができたぞ!」と大喜びする。

調査が終わったあと、人類学者が工場で働く従業員に話を聞きにいった。
「製品の数が増えたようだけど一体どうしてなの?」と聞くと、
「いや、毎週知らない人が工場に来るから監視されていると思って
余計に頑張ったんだよ」と従業員は答えたそうだ。


「これが社会学者と人類学者のフィールドワークの違いです」と、
昔取っていたフィールドワークの授業で社会学の教授が教えてくれた。
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by fumiwakamatsu | 2005-06-21 16:03 | 文化人類学

一週間を振り返り(4)

日曜日:楽しめない人達

一週間を振り返っている間に一週間経ってしまいました。

日曜日は海。EとDと一緒に車で1時間ほどかけて近場のビーチに行ってきた。
気温は30度を超える暑さだったのが、水温は銭湯の水風呂程の冷たさだった。
浜辺から走って海に飛び込む子供達を横目で見ながら、「俺たち年くったなあ」
とぼやいて、3人とも院生活で培われた中年腹を曝け出し浜辺で寝転んでいた。

アメリカーメキシコ間の中国系移民について研究するEは中国語のテキストを開いて
勉強し、サウジアラビアーインドネシア間の巡礼について研究するDはアラビア語の
単語カードをめくり、自分は読みかけだったミンツの「甘さと権力」を読む。
海に行ってもやることは図書館にいるのと変わらない3人。まあ、これでいいのだろう。

蒸し暑さにだれて頭が働かなくなると気合いを入れて海に飛び込む。
浸かっていると下半身の感覚が無くなる程冷たいんだが、浜辺に上がったときの
爽快感がたまらなかった。これを繰り返すこと4時間、天然サウナで勉強を堪能した1日。
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by fumiwakamatsu | 2005-06-19 14:02 | 雑記

一週間を振り返り(3)

土曜日:矛盾

なぜか近頃図書館でしか集中できず自宅で勉強できない。
机のスペースが小さすぎ、読みながらノートを取れないのが問題だと考えた。
というわけで、Staplesでいいサイズの机が見つかったので購入し、土曜日の昼から
ひたすら組み立てていた。1時間程度でできあがると思ったが意外にも時間がかかり
完成したのは夕方の5時。ほのかに檜の匂いが漂う立派な机が出来上がった。そして、
「じゃあ机も出来たことだし図書館に行くか」と張り切って出かけた。意味なし。
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by fumiwakamatsu | 2005-06-14 22:16 | 雑記

一週間を振り返り(2)

木曜日:ウガンダ元副大統領のキャッサバ

b0017036_0302230.jpg木曜日は←これ。
が、あったんだが別に卒業しない者にとってはどーでもよかった。
ただ同期のEが修士号の授与式に出るということなので昼から見学に行く。
あのガウンと帽子は学部を卒業したときの使い古しなのかと思っていたら
どうやら毎度異なるものをレンタルするそうだ。ガウンに着いている大学の
ロゴが違うからというのもあるのだが、学部、修士、博士とレベルがアップする
につれ、袖の装飾がバージョンアップするようである。学部はただのストレートな
袖で、修士は振り袖のように袖の下の部分が伸び、博士となると袖に三つのひだの
ような物が付く。院生の場合、通常は最後の博士のガウンだけ購入し、卒業後に
正装する機会があれば着ていけるようにするらしい。

来れなかった御両親の代わりにEの見届け人として卒業生用の昼食会に招いてもらう。
会場の庭でEに頼んでガウンを着させてもらい記念撮影をする。「学長のスピーチが
終わるとこうやって帽子を放り投げるんでしょ?」と真似して帽子を上に投げると
「馬鹿、それはレンタルじゃなくて買ったんだ!それに今はだれも投げないんだよ!」
とお叱りを受ける。泥が付いてしまった帽子を返して「こりゃ失敬」とお詫びする。

午後は図書館で勉強した後、夕方からNさんとNさんのお友達Yさん、Rさんと一緒に
BU近くのチャールズ川畔でピクニック。夕日が川面に沈んで行く景色も最高なのだが、
Yさんが持ってきてくれた20品以上の料理が素晴らしかった。どうやら前夜に
ポットラックパーティーを開いたらしく、その残りを持ってきてくれた。

その中に茶色い大根スティックのようなものがあったので、何かと尋ねると、
キャッサバをガーリックで炒めたアフリカの料理だった。Public Healthを学ぶ
Yさんのクラスメイトにウガンダの元副大統領がいるそうで、前夜のパーティー
に作ってきてくれたらしい。アフリカやミクロネシアの民族誌を読むと、
よく主要食物としてキャッサバが出てき、前から食べてみたいと思っていたので感激である。

茶色いピーナツバターのようなソース(原料不明)にキャッサバスティックを突っ込み口に運ぶ。
これがものすごくモサモサしたサツマ芋のような食感で、口の中の水分が全て吸われてしまう。
噛んでいるうちに飲み込めなくなり、苦しんでいると、「どう、おいしいでしょ?」とYさん。
必死に飲み来んだ後、「うーん、ビールのつまみに合いそうですね」とだけ申し上げる。
すると「もっとどうぞ」と勧められ、二本目を泣く泣く頂き、手元にあったコーラで飲み干す。
フィールドワークにて下手物を勧められ断れないときってこういう心境なのだろう。

日が暮れて暗くなってからビールを飲み始める(外で飲むのは違法なんです)。
遅れた花見をしているようでなんとも気持ちよかった。Yさん、Rさんとは初めて
お会いしたのに、ずっと以前から知り合いだったのでは、と錯覚するほど気さくに話をした。
気付くと12時に差し掛かり、お開きとなる。とてもリラックスした1日。
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by fumiwakamatsu | 2005-06-14 03:05 | 雑記

一週間を振り返り(1)

水曜日:金と愛と院生

夜、Nさん宅に遊びに行く。
おいしいベルギービールを頂きながら30代女性について話をする。
「大学院になんて来ると使う化粧品の値段が歳を経る度に安くなるのよ」
と言いながらNさんはOLをしていた20代前半の写真を見せてくれた。
そこには今とは比べものにならないほど白塗りされたNさんの顔が写っていた。
Nさんは大学のときから大手化粧会社の化粧モデルをしていて、働き出して
からも使う化粧品には高いものを使っていたそうだ。それが今や眉を塗るだけ。

「でも男としては30代前半の木目細かな素肌もいいものですよ。若さ溢れる素肌から
皺まみれのおばはん肌になる間は、細かい皺が浮き出て鱗のように妖しい光沢を帯びて
くるじゃないですか?俺が働いていたクラブのホステスさん達の素肌からは、そういう
色気が出てていたものです」と、反論してみると、「Fumiさん、それは彼女達が高い
金を払ってエステに行ってたからですよ。やはり女の肌は金なのよ」とNさん。金なのかなぁ。

Nさんが先日読んだ日本の女性雑誌に「マンションさえ買えば愛で男を選べる!」
という特集が載っていたそうだ。世間一般で言われている金と愛の相関関係を理解できないのは、
大学院という場所にいるせいなのか、それとも、ただメディアが誇張して偏った情報を氾濫させている
だけなのか、どっちなんでしょうね、と言いながらしみじみと2人でビールを啜っていた。

夜中の3時にNさん宅を出て自転車で家に帰る。
すると途中で大雨に見舞われずぶ濡れになる。視界が遮られる中、
「俺は車なんていらん。そんなステータスシンボル、糞くらえじゃあ!」
と心の中で叫びながら友人からもらったおんぼろ自転車をひたすらこいだ。
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by fumiwakamatsu | 2005-06-13 16:41 | 雑記

家賃

土曜日はルームメイトMと一緒にNYへ日帰りで行ってきた。
一番のお目当てはRent(家賃)というミュージカルを見ること。
内容は、家賃が払えず立ち退きを迫られる若い芸術家集団のお話。

「52万5600分、あなたは1年をどうやって測りますか?
インチで測る?朝日の数で測る?夕日の数で測る?それとも飲んだ
コーヒーの数で測る?愛で測るのはどうでしょう?そう愛の尺度です!!」

という、こっ恥ずかしい主題歌(Seasons of Love)の歌詞に要約されているように
異性愛、同性愛、なんでもござれのボヘミアンな若者達が「貧乏でも愛があればいいじゃないか!」
と謳歌していた。ミュージカルだと未だに英語が聞き取れないのでジョークのオチがわからず、
話の筋書きもいまいちだったので(空腹で死んでしまった女性ダンサーが何故か最後に生き返り、
ハッピーエンドで終わったのが盛り下がった)正直なところ金額に見合うほど楽しめなかった。
ただ、昔入っていたゴスペルサークルでこの主題歌を歌っていたので、本物を聞けてなにより。

ミュージカルが終わった後はMの弟がこの夏から暮らし出すマンションに立ち寄る。
これがありえなかった。ダウンタウンのど真ん中にある高層マンションの40階。部屋は
ガラス張りでイーストリバーが一望できる。おまけに空中庭園、ジム、カクテルルーム付き、
というまさに映画に出てくるようなマンション。カメラを忘れたのが悔やまれる。

Yaleの経済学部を卒業し、これから某大手金融企業に勤め出す彼は若干21歳。
大学時代の友人2人とシェアしているのだが、それでも1人につき12万円の家賃だ。
普通ならば人生の集大成として住む場所が彼らにとってスタート地点なのがすごい。

「兄は学問の王道を行き、弟はビジネスの王道を行き、御両親はさぞかし喜んでるだろうね?」
と帰りのバスでMに話かける。Mの御両親はサイゴン陥落の日にアメリカ大使館から飛び立った
ヘリで亡命してきた。南ヴェトナム政権下でお父さんはエリート警察官だったのだが、
渡米してからは無一文で人生をやり直したそうだ。それでも絵に描いたような
サクセスストーリーを第二世代が築き上げ、まさにアメリカンドリームの実現だ。
が、どうやら事情は複雑のようである。敬虔なカトリック教徒である御両親の意に反して、
兄はイスラム教に改宗し、弟はゲイにカミングアウトした。これも成功の代償なのだろうか?

日曜は同期Dの引っ越しの手伝いをする。所帯持ちの彼にとって大学付近のアパートは
家賃が高すぎるため通学30分かかる隣街に引っ越すことになった。緑多い長閑な郊外だったので
「子供を育てるのに最高の環境じゃないの?」と言うと「子供ができたら、さらに遠いところに
住まないとやってけないよ」とD。悲しいけれどもこれが大学院生の現実である。

52万5600分。家賃を払うための犠牲を差し引いて、あなたは1年をどうやって測りますか?
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by fumiwakamatsu | 2005-06-07 12:10 | 雑記

こういう日常が続いて欲しい

blogを毎日書き続けるなんて病んだ院生しかしないもんだが
最近はあまり病んでいないので毎日書くのが非常に面倒くさい。
朝から自分のペースで勉強し、夕方はジョギングにでかけ、
夜は友人宅にお邪魔したり、と快適そのもの。夏のボストンは
素晴らしく、夕日を見ながらチャールズ川沿いを走ると心が洗われる。
本当のところは景色なぞどうでもよくてその後のビールが心を洗ってくれる。
こうなると夜中にパソコンに向かって鬱憤を晴らすような気がなくなる。

しばらく日記が不定期になりますが、また病み始めたときにはよろしくお願いします。
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by fumiwakamatsu | 2005-06-03 23:26 | 雑記