悲しい

他者の否定をしてしか自己を正当化できないというのは悲しいことだと思う。
先日、とある老齢の人類学者の講演の内容を読んでそう思った。まず最初に、
ある潮流の学派に対して少し嫌味を含んだ否定をし、自分の立場は「弱者」と
位置付けながらある主張をしていた。別に自らの立場が正しいと思っているなら
正々堂々と批判を受け付けないような正しさを主張すればよいだけではないか、
と思う。へりくだった高見に酔いしれて、他者を否定することでかろうじで自らの
立場を保っている。

自分もいつか同じような状態に陥ってしまうかも、といい戒めではあった。
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by fumiwakamatsu | 2007-04-23 00:13 | 文化人類学
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