俺はそっちの人に見えるのか?

昨日の昼、Tさんと待ち合わせするために吉祥寺の改札口におりました。時間潰しに
改札前の柱に寄りかかり、持ってきていた「科学革命の構造」を読んでおりました。

するとです。

「よしてよ」

と横で男が囁く声が聞こえてきました。最初は別の誰かに話かけていると思い本を
読み続けてましたが、段々と「よしてよ」の囁きが耳元に近づいて来ました。そして,とうとう

「本読むのよしてよ」

という一声が聞こえたので自分のことだと気づき、声のほうを振り向くと、ハゲた40代後半の
おっさんがこちらを見ながらニヤニヤ笑ってます。いかにも近所に買い物に行っていたような
茶色のウィンドブレーカーを上下に着てました。何も言わずただニヤニヤと笑い続けるので、
気味悪く別の柱まで移動しました。

そのおっさんはしばらくニヤニヤこちらを見つめるも、ようやく井の頭線改札の方へ動きまし
た。しかし、エスカレーターを乗りながらもひたすら笑みを浮かべてこちらを見てくるのです。

姿が消えるのを見届け、元の柱に戻り、また本を読み出しました。しばらくして顔を上げると、
さっき消えたはずのおっさんがまた前にいてニヤニヤしておりました。

このときはさすがに怒りがこみ上げ、何か言ってやろうかと思いましたが、健常者か判断しかね
たため、またもや別の柱へと移動することにしました。薄気味悪い視線が届くのを無視しなが
ら待つこと数分、ようやくTさんが改札より出て来たので解放されました。

Tさんに事の始終を話したところ、やはりあれは「同種の反応が返ってくるのを待っている」そっ
ち系のナンパだった可能性が高いです。誰がナンパ待ちの為に「科学革命の構造」なんて読
んでいるものでしょうか?

社内で陰湿なセクハラ的視線を上司から投げかけられるOLの方々の気持ちが少しわかった
ように思えます。
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by fumiwakamatsu | 2006-12-04 10:35 | 雑記
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