ストラヴィンスキー

この月曜日、「東京」の授業を取っている4人の生徒が武光徹の曲目を
カルテットで演奏してくれた。演奏してくれた、と言っても期末レポートの
代わりとして評価して欲しい、と申し込んで来たためである。腕に自信がある
ということを確認した上で担当教官が容認し、演奏会が実現となった。

そのうちバイオリン担当の男子生徒が自分の担当するセクションにいた。
ディスカッション中はあまり発言せぬものの書くレポートはまともなので、ただ
内気な生徒だと思ってたところ、途中から立て続けにセクションを休むようになった。
このままだと成績に響くので本人にメールしてした。すると「すいません、今、ヨーロッパ
ツアーでイギリスにいるので授業出れてないんですよ。埋め合わせはしますので」
とのこと。どうやら彼はうちの大学の音楽学部で学びながらもすでにプロとして
世界中で演奏しているような大物だったのだ。

カルテットでの演奏も彼がリーダ格として見事に率いていた。自分のような
素人でも、そして例え武満徹の曲目が難解でも、彼のバイオリン捌きは別格だと
わかった。ただ無表情に席に座っているセクションでの普段の姿とは大違いである。

後で別のTFから聞いたのだが、なんと彼の浸かっているバイオリンはあの
ストラヴィンスキーの作ったものであるらしい。素人なのでよく知らないけど
それってたしか数千万くらいするやつなんですよね?現物を見れただけでも
成績をAにしてあげたい気分である。しかし、前にも書いたミスコリアもそう
だけど、この大学で教えていると意外な有名人に会えて楽しい。
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by fumiwakamatsu | 2006-05-13 15:34 | 雑記
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