礼儀って?

どうしても前から疑問に思っていたことがあった。
遠くにいる目上の人に対して挨拶するとき、アメリカではどうすると礼儀正しいのか?
じつは学科の建物の近くでは頻繁に顔見知りの教授を見かけるのだが、
どうすればいいかわからないので近くに寄らない限りいつも見えてないふりをしていた。
まさか大声で名前を呼ぶわけにもいくまいし。かと言って見えないふりをしてごまかすのも感じ悪い。

今日、授業が終わったあと同期のPとEにこんな素朴な疑問をぶつけてみた。
すると、丁度廊下の向こう側からC教授がこちらに向かって来たので2人がどう反応するか見ていた。

なんとEは教授に向かってピースをし、

「ハーイ、C教授!!」
「おお、どうしたのかね、E?」
「何って教授にピースを送ってるんですよ!」

それを見てあっけにとられたPは、
「E、あんた何やってんのよ!いい、フミ、いくら親しいからってハーバードの教授にピースは駄目よ」
と、せめて笑顔で手をふるのが最低ラインだと教えてくれた。
教授にピースを送れる陽気なEは本当に得な性格をしている。

これは人類学だからかもしれないが、うちの教授は親しくなると自分の生徒に下の名前で呼ばせるのが慣例になっている。
しかし、この親しさが逆に苦痛になる。
もうだいぶ慣れたのだが、担当教官のことを「ベスター教授」から「テッド」と呼べるようになるまで苦労した。
一度などは間違えて「テッド教授」と言って失笑を買ったことがある。

親しさと礼儀正しさのバランスを意識せずに保てるのはいつになることやら。
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by fumiwakamatsu | 2004-10-07 10:49 | 雑記
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