エリート養成機関

今日Nさんと夕食しながら話をしていると、
某K大学で同級生だった彼女の友達が若干30歳でこの度の
衆院選で当選したという話になった。なんとその方はうちの大学の
ケネディー行政学校に去年までいて、日本人会の幹事をされていた
人だった。何度かお会いしたが、「熱い」という印象しか残っていない。
某大手都銀を退職した後にこちらに留学され、「帰国してからは政治家を
目指す」と堂々と仰っていたのを覚えている。それが、こうも簡単に
(簡単ではなかったろうけども)衆院選を通るとは。恐れ入った。

以前から疑問に思っていたのだが、ビジネスや行政学をうちの大学に
学びに来られる人達は、帰国して再度日本の組織の中で働くときに、
どれだけ学んだことを個人の能力として発揮できるのだろう。たしかに
何かしらの高度な実践術を学ばれているのだと思うが、組織に入ると
組織の論理で物事は回るはずである。そこにどれだけ机上で学んだ
知識が個人の能力として還元されるんだろうか?自ら起業して人を使う
立場ならば話は違うが、誰もがそのような方向に進まれるわけではあるまい。
まあ、しかし、知識というのは何も授業の中だけで養われるものではなく、
うちの大学では社交、人脈作り、処世などの方法も授業外で教えて
いるのかも。実際、ビジネスや政治で必要なのはそういうスキルだろうし。

今後、あの方が政治の世界でどう活躍されるかとても興味深い。

↓は以前友人が来たときにビジネススクールのラウンジに侵入したときの写真。
丁度先学期が終了したところなので誰もいなかった。壁には株価を示した大きな
スクリーンが架けられ、椅子は革張りで机も上等な木材が使ってある。
うちの学部が入っている味も素っ気もないコンクリートのビルとは大違いだ。

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by fumiwakamatsu | 2005-09-13 14:01 | 雑記
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