一週間を振り返り(1)

水曜日:金と愛と院生

夜、Nさん宅に遊びに行く。
おいしいベルギービールを頂きながら30代女性について話をする。
「大学院になんて来ると使う化粧品の値段が歳を経る度に安くなるのよ」
と言いながらNさんはOLをしていた20代前半の写真を見せてくれた。
そこには今とは比べものにならないほど白塗りされたNさんの顔が写っていた。
Nさんは大学のときから大手化粧会社の化粧モデルをしていて、働き出して
からも使う化粧品には高いものを使っていたそうだ。それが今や眉を塗るだけ。

「でも男としては30代前半の木目細かな素肌もいいものですよ。若さ溢れる素肌から
皺まみれのおばはん肌になる間は、細かい皺が浮き出て鱗のように妖しい光沢を帯びて
くるじゃないですか?俺が働いていたクラブのホステスさん達の素肌からは、そういう
色気が出てていたものです」と、反論してみると、「Fumiさん、それは彼女達が高い
金を払ってエステに行ってたからですよ。やはり女の肌は金なのよ」とNさん。金なのかなぁ。

Nさんが先日読んだ日本の女性雑誌に「マンションさえ買えば愛で男を選べる!」
という特集が載っていたそうだ。世間一般で言われている金と愛の相関関係を理解できないのは、
大学院という場所にいるせいなのか、それとも、ただメディアが誇張して偏った情報を氾濫させている
だけなのか、どっちなんでしょうね、と言いながらしみじみと2人でビールを啜っていた。

夜中の3時にNさん宅を出て自転車で家に帰る。
すると途中で大雨に見舞われずぶ濡れになる。視界が遮られる中、
「俺は車なんていらん。そんなステータスシンボル、糞くらえじゃあ!」
と心の中で叫びながら友人からもらったおんぼろ自転車をひたすらこいだ。
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by fumiwakamatsu | 2005-06-13 16:41 | 雑記
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