市民社会の研究会

今日は指導教官の主催する「日本の市民社会」についての研究会で一日潰れる。
市場と国家の間にある「第三セクター」「公共圏」「社会的資産」など、他の社会科学の
分野では市民社会という枠組みで大いに議論されているが、それらをいかに人類学的に取り組めるか
検討しましょう、という目的だった。面白かったのが、今日来ていた人類学者の全員が、
昔から「市民社会」について研究してきたはずなのに、その用語を使ってないだけでのけ者に
されている、という状況だった。たしかに町内会、女性運動、労働闘争などを研究されている
方々が、他分野で抽象的に扱われている「市民社会」という言葉を使い忘れていただけの気がする。

指導教官に頼まれて研究会の裏役をしていた。各教授が飲んでいるペットボトルの水が
無くなれば新しいのと交換していたのだが、昔ホステスクラブで働いていた血が騒ぎ
ペットボトルの水が半分になると取り替えたくて仕方なかった。あの時培われた迅速かつ
細かな気配りを見せるサービス精神が思わぬところで役立つもんである。

しかし、9時から6時までぶっ通しの研究会だったので帰宅した頃には疲れ果てて眠りに落ちる。
そして、目が覚めたのが11時。本当だったら今日終わらせているはずのレポートを書き始めて溜め息がでる。
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by fumiwakamatsu | 2005-05-08 12:06 | 文化人類学
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