3人の審判

フェインウェーパーク(ボストンレッドソックスの球場)で働く3人の審判がバーに飲みに行った。
酒が進むにつれ饒舌になり3人がぶつかり合うように「なぜボールとストライクがわかるか」議論し始めた。

1人は現実主義者。
ストライクとはホームベースの上、そしてバッターの膝から胸の間をボールが通過すればストライクだ。
それは絶対的基準で合って審判は客観的に判断できる、と言った。

2人目は認識論者。
所詮、誰もが主観に左右されるのであって絶対的な基準なんて存在しない。
審判の気分が変わればストライクゾーンだって変わるはずだ、と言った。

3人目がじつは審判になりすました人類学者だった。
「お前達ばかだなぁ」と、他の2人を嘲笑した。
「ストライクとボールなんて、俺達が声を上げてアピールしない限り存在しないんだよ」

この話は実際に人類学者が論文に載せてました。誰が書いたか、は忘れましたが。
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by fumiwakamatsu | 2004-12-08 13:50 | 文化人類学
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